サービス詳細

Service details
解体工事における全体の流れについて

現在住んでいたり、相続した家屋や建物が不要になった場合、解体工事を選択する方も増えてきています。実際に解体工事を依頼する場合は、どのような流れで工事が進められていくのでしょうか。

解体工事は、実際の建物の取り壊し以外にもやるべきことが数多くあります。それを一つずつ手順を踏むことで、最終的に工事が完了します。そこで、解体工事開始を始める前から解体工事が完了にいたるまで順を追って解説していきますので、どうぞご覧ください。

PROCESS STEPS

解体工事の流れ
Step.1
解体工事を依頼する手順・流れ
これから、解体工事を依頼する際の手順について解説していきます。その際の手順を頭に入れておくことで、スムーズな形で解体工事を進めていくことができます。
どうぞご理解をお深めください。

まずは、解体業者を探しましょう。
最近、最も多いのはインターネットから検索して探す方法です。
また、友人や知人から情報を取得するのも選択肢としてあります。
こちらをお読みいただいたら、是非当社にもお気楽にお問い合わせ、ご相談ください。

なお、下記の情報を伝えることで、大まかな概算見積もりを算出する業者はあるかと思います。
だだ、当社としましては現地調査の実施と直接お会いしてのヒアリング、ご説明させていただくことでより正確な費用感のお見積もり内容だけでなく、お客様にとって最適・最善なご提案を提示させていただいております。

是非、ご了承の上ご検討ください。

【建築物情報】
◆建物がある場所
◆建物の構造(木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など)
◆建物の大きさ(坪数、平米数)
◆建物付近の道路の大きさ(駐車スペースは)
◆隣接する建物や家屋との距離
◆建物以外で解体や処分するもの
Step.2
お問い合わせ
お問い合わせはお電話、またはメール・LINEにてうけたまわっております。お問い合わせの際に面談の日程を調整し、面談にてご要望を詳しくうかがいます。ご質問のみも承っています。お気軽にご相談ください。
Step.3
ご相談
実際に事務所にお越しいただき、実際にお会いしてお話を聞かせてください。当事務所の雰囲気をご確認いただければと思います。そして、お客様のご要望を、ゆっくりとお聞かせください。私たちからも、解体工事やリノベーションなど家屋再生についての考え方や、進め方をご説明させていただきます。
また、現地に直接おたずねしてご相談ご要望をおうかがいし、ご説明することも可能です。
同時に現地調査を実施したうえでお見積もりをご提示させていただきますのでご安心いただけます。
Step.4
現地調査、測量、有害物質の有無、作業スペース、廃材の処分方法の確認
◆建物の平米数(坪数)を計測
どれくらいの作業人員や作業日数が必要か計算します。
建物の登記簿に平米数(坪数)が記載されているケース、実際に現地で実測する場合もあります。

◆有害物質の有無の確認
有害物質であるアスベストの有無を確認します。
築年数の古い建物にはアスベストが使用されている可能性があります。
原則として、2006年以降に建てられた建物に関してはアスベストの使用が禁止されていますが、それ以前の建物についてはアスベストが含まれていることもあります。

◆作業スペースの確認
建物を解体するための重機やトラックを搬入できるスペースがあるかどうかを確認します。
解体する際に出る廃材を積み込むトラックの搬入経路を確保する必要もあります。
十分なスペースがあるのかを確認した上で、実際の解体工事に入っていきます。
大型重機が入れるほどのスペースがない場合は、小型重機や手作業の工事となり、解体費用の高騰や工期の長期化につながることもあります。

◆廃材の処分方法の確認
解体工事を通して出た廃材や産業廃棄物に関しては、適切な形で処分することが定められています。
一般的には中間処理施設への搬入と最終処分場への搬入といった形で、廃材の処分が進められていきます。
Step.5
ご提案・お見積もり
ヒアリングさせて頂いた内容と現地調査を元に、基本となるプランをご提案致します。
お客様に納得頂けるまでじっくり時間をかけて相談・提案をさせて頂き、細部までプランを検討し、日程など打ち合わせの上決定していきます。
これをもとに、諸経費も含んだ詳細なお見積もりをご提案いたします。

お客様からは、下記事項など気になることをご確認ください。
◆具体的にどの様な工程で解体工事が進められるのか?
◆解体工事に追加費用が発生するのはどのような場合?
◆解体工事にかかる手続でこちらでやるものは?
◆解体費用を安くする方法はあるか?
Step.6
契約締結
当社のご提案にご納得いただけましたら、ご契約をお願いします。なお、契約前には再度しっかりプランを練り、詳細を詰めたうえで締結となりますのでご安心ください。
Step.7
解体工事前の手順
下記の順序で実際の工事にあたって準備してまいります。

◆建物と周辺の事前調査
解体工事を開始する前に、建物と周辺の事前調査を行います。
見積もり時にも現地調査していますが、改めて工事開始にあたって現場の様子を確認していきます。
重機やトラックの駐車スペースや具体的にどういった手順で作業を進めていくかなど、改めて判断することになる部分も出てきます。
また、近隣住宅や建物の様子もしっかりとチェックする必要があります。隣家との距離が近い場合は、どこまでがご依頼主様の土地でどこからが隣家の土地なのかといった部分も、慎重に判断することが求められます。
近隣住民との無用なトラブルを避けるためにも、はっきりとした線引きをする必要があります。当社立ち会いの事前調査には、できる限りご依頼主様も立ち会っていただきたくたいと思います。その際、作業中に注意して欲しいことなど共有をお願いいたします。

◆ライフラインの停止・解約
ライフライン関連の停止・解約へと移っていきます。建物や家屋を解体する場合は事前に電気や電話、ガス、インターネットなどのライフライン設備の解約作業を行っていただきます。
当社と停止する日や解約日を決めておくことが大切です。
水道に関しては、解体工事中に利用したり、清掃の際に利用しますので、当社作業担当者と確認しておく必要があります。家屋を解体する場合、電気や電話については電柱からの引き込み部分を取り外すことになります。また、ガスについては配管のカット作業が行われます。いずれにしても、事前に手続きを済ませて解約しておくことになります。

◆各種申請
基本的な工事に関する申請手続きは当社が行うことになります。
・建物の面積が80㎡以上になる場合は、建設リサイクル法に基づく届出を行う必要があります。分別解体の規定を遵守することも含めて、都道府県に解体計画などの届出が求められます。
・解体工事に際して道路を使用する場合も、道路使用許可申請を行う必要があります。

◆近隣住民へのご挨拶
近隣住民へのご挨拶も行っていきます。解体工事に際しては、騒音や振動、粉じんの飛散や道路の使用など、少なからず近隣住民の方へご迷惑をお掛けすることになります。そうした状況を理解しているからこそ、当社としても事前のご挨拶の重要性を認識しています。近隣住民と事前に顔を合わせておくことで、少しでも工事に対する理解や協力を得やすくなります。

事前に近隣の方々に対して解体工事があることを伝えることが重要です。基本的には当社が主導してご挨拶してまいりますが、できればご依頼主様も一緒に近隣住宅を回ると心象も良いでしょう。

◆残置物・不用品の撤去・処分
建物や家屋にある家具や生活必需品、家電製品などの残置物は事前に撤去しておくことで、スムーズに工事を開始することができます。
なお、建物や家屋内外の残置物に関しては、当社で撤去することもできます。家電リサイクルも代行させていただきます。

◆養生や足場の設置
養生や足場をしっかりと設置することで安全性を確保しながら工事を進めることができます。
養生に関しては、防音対策や粉じんの飛散防止につながる部分もあります。近隣の方々へのご迷惑を最小限に抑えるという意味でも、しっかりと設置する必要があります。
足場に関しては作業員の安全性を確保する目的があり、工事をスムーズに進めていくためにも必須な設備です。

◆防音パネルの設置
場合によっては防音パネルの設置を行うこともあります。近隣に多くの施設、建物がある場合など、一般の方に対する影響が大きいと考えられる場合に防音パネルの設置を行います。防音パネルを設置することで、そういった対策をより強固な形で対応可能になります。
Step.8
解体工事中の手順
ここからは、実際に重機を使って建物や家屋の解体していきます。設備や内装材の撤去なども含めて、具体的な流れを解説していきます。

◆瓦の撤去
一般家屋の解体工事でまず行うのは瓦の撤去です。基本的には人の手によって1枚1枚丁寧にはがしていきます。現在は分別解体が基本となっており、材質や材料ごとに区分けをして処分する必要があります。
そのため、機械を使って一気に取り壊すのが難しいのが瓦の撤去です。特にスレート瓦(セメント瓦)の場合はアスベストが含まれている可能性もあるので、慎重に撤去を行い密閉性の高い容器に梱包して処分することが求められます。

◆設備や内装材の撤去
建物や家屋に取り付けられている窓ガラスや土壁、石膏ボードなどの設備を撤去していきます。
これらも基本的には手作業による撤去となります。家電製品や家具などの残置物が残っている場合も、この段階で撤去してしまいます。
設備や内装材に関しても分別解体することが原則なので、素材や材料に分けて処分していきます。

◆重機を使った解体
手作業によってできる解体を全て終えたら、いよいよ重機を使った解体へと移っていきます。
重機を使うまでには多くの準備や作業が必要となりますし、建物の構造や面積、立地にもよりますが日数もそれなりにかかります。
また、重機を使って解体をしている時が、最も振動や騒音、粉じんの飛散といった事象が発生しやすくなります。
周辺の環境や人々に十分配慮しながら工事を進めていきます。

◆産業廃棄物の搬出
重機解体では、木屑やコンクリートガラ、廃プラスチックを含めて、さまざまな廃材や廃棄物が出てきます。それらを資材ごとにまとめて処理場へと運搬していきます。ここでは、リサイクル資源となる廃棄物と処分する廃棄物に分けて処理を行うことが求められます。


◆地中埋設物の確認
建物本体を解体して基礎の撤去まで終えると、地中に廃材が埋まっていたり、予定外の井戸や浄化槽などが見つかったりすることもあります。そのままの状態にしておくと、その後の土地活用にも影響が出てくるので撤去しなければならいことが多いです。
当初見積もり含まれない埋設物が何か見つかった場合、撤去する場合は追加費用の対象となります。
ご依頼主様としては土地の再利用方法により対応判断が必要になります。

◆細かいガラの撤去と整地
重機を使って工事を行うと、細かい木屑やコンクリートガラ、廃プラスチックなどが大量に発生します。そうしたものを土地から撤去することで、きれいな状態を作り上げていきます。
大きなガラについては、重機を使って掘り起こし作業をしながら撤去を行います。細かい木屑やガラについては、手作業によって資材毎に分別し撤去を進めていきます。それらが完了したら整地を行って、土地をきれいな状態に仕上げます。

◆工事現場の清掃
細かいガラの撤去と整地を終えたら、工事現場を綺麗に掃除していきます。清掃の際に水道を使用することが多いので、この時点まで水道利用させていただきます。
水道の解約日程を調整しましょう。清掃まで終えて解体現場を綺麗な状態にすることができたら、解体工事の完了となります。
Step.9

解体工事後の手順
◆周辺道路等の清掃作業
周辺道路等の清掃作業も行っていきます。廃棄物を搬出している最中にも、コンクリートガラやその他の廃材が周辺道路に飛散することがあり、同時に清掃作業をおこなっています。現場から廃棄物を完全に取り除くことができた状態で、改めて周辺道路をきれいにしていきます。

◆近隣住民へ工事完了のご挨拶
無事、解体工事が終わった後にも、近隣住民の方々に工事完了のご挨拶をしていきます。
近隣の方々の協力や理解がなければ解体工事を進めることはできません。
感謝の気持ちを忘れずに工事に協力してもらったことに対するお礼をお伝えします。
できるだけ早くご挨拶に行っておくことで、何か問題が発生した場合に当社で可能な事項は対応いたします。あまりにも時間が経った後にトラブルが発生しても、当社では対応できない場合があります。

◆建物滅失登記の申請
事務的な手続きとして、建物滅失登記を行うことが必要です。建物滅失登記とは、建物の全部を取り壊した際や建物が焼失した時に行う申請です。
法務局に行って申請を行うことになります。
別途費用を負担することで土地家屋調査士に代理で依頼することもできます。
Step.10
完了
これで解体工事はすべて完了しました。
大変お疲れさまです。

ただし、建物滅失登記の申請を終えた後、解体した土地をそのままにしておくと固定資産税や都市計画税が高くなるなど、ご依頼主様にとってもご負担も増えます。
当初から土地の活用法を検討した上で解体工事を行うことが望まれます。
第三者に土地を売る、建て替え工事を行うなど業者との話も進めていく必要があります。
解体後の土地活用に向けた準備も含めて一連のスケジュールを組むことが大切です。

解体工事は準備の段階も含めて1つ1つの作業を確実に行っていかないと、スムーズに進んでいきません。基本的には当社に委ねていただく部分が多いですが、ご依頼主様が行わなければならないことも多々あります。

当社へ解体工事から土地活用に向けたご相談いただければ幸いです。

Step.1
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PRICE

料金プラン
安心安全で高品質な料金体系
建物解体工事
30,000円~/坪(税抜)
木造一戸建てを解体する際の目安です。
内装解体工事
5,000〜/㎡(税抜)
店舗や事務所などの内装を解体する際の目安です。
その他解体工事
万円〜/㎡(税抜)
ブロック塀、ガレージなどの小規模な解体工事の目安です。
アスベスト調査
20,000〜/㎡(税抜)
アスベスト使用有無を確認するための事前調査の目安です。
調査のみでも承ります。
古民家再生
個別ご相談古民家の状況とお客様のご要望をお伺いし、再生プランをご提案いたします。
見出し ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

FAQ

よくあるご質問
実際の公開ページでは回答部分が閉じた状態で表示されます。
  • 解体工事後に駐車場にしたい。舗装や基礎工事もできる?

    可能です!
    解体工事後に、駐車場としての舗装工事や基礎工事を行います。なお、解体工事と併せて、駐車場工事を依頼いただきますと、要員や重機など準備が効率的に進められ、結果として全体コストが抑えられる可能性があります。
  • ご近所への騒音や粉塵が心配です。

    ご安心ください!
    解体工事前に、近隣住民の方々へご挨拶を行います。騒音・粉塵対策として養生や足場の設置に加え、防音パネル・シートの設置を行う場合もあります。また、作業時間の制限などの対策を行うことができます。さらに、近隣からのクレームがあった場合は、迅速に対応します。
  • 解体工事に必要な書類の届け出はどうすればよいのでしょうか?

    お客様(依頼主様)がご希望でしたら、各種書類の作成や届け出は当社が代行(※要手数料・法定費用)いたしますのでご安心ください。

  •  解体工事をする際の業者選びのポイントは何ですか?

    下記に内容にご留意いただきますと安心して業者に任せることができるでしょう。

    1. 業者の許可を確認する

    信頼できる業者を選ぶ第一歩は、解体工事業の許可を持っているか確認することです。許可を持たない業者に依頼すると、工事の安全性や廃材処理で問題が起こる可能性があります。解体工事業者登録番号があるか確認しましょう。
    なかには無許可業者や、廃材などを指定の処理をせず地中に埋めたりする悪質な業者もいるようです。廃棄物の不法投棄や建設リサイクル法で定められた義務を怠った場合、発注者(依頼主様)も罰せられますので、業者選びは慎重におこなってください。

    2. 現場調査をしっかり行う業者を選ぶ
    信頼できる業者は、実際に現場を調査してから見積もりを出します。
    現場を見ずに概算金額だけで契約を進める業者は絶対に避けるべきです。

    4. 見積もりに含まれる内容を確認する
    見積もりの内容が明確で、工事範囲や費用がわかりやすく記載されているか確認しましょう。
    含まれるべき項目
     ・建物解体費用
     ・重機搬入費用

     ・廃材処理費用
     ・近隣対応費用(防音・防塵対策など)
     ・アスベスト含有建材の調査費用(処理費用別途)
     
    5. 極端に安い見積もりには注意する
    相場より極端に安い見積もりを出す業者には注意が必要です。
    不適切な廃棄処理や、必要工程カットなど手抜き工事の疑いがあるため、業者の信頼性も重視してください。

    6. トラブル対応力のある業者を選ぶ
    トラブルが発生しないようしっかりした事前準備、慎重な工事が求められますが、
    万が一、工事中にトラブルが発生した場合、適切に対応できる業者かどうかも大切なポイントです。


    7. 不明点を納得のいくまでしっかり質問する
    お客様にとって初めての解体工事では、不明点や疑問点が多いものです。納得できるまで担当者に質問しましょう。
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